読書ノート1~働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる~

橘玲さん著 2019年3月発行
読書が記憶に残らなくなってきた
読書は好きですが、50歳を過ぎたころから、感動したり心に残ったりすることが少なくなってきました。
映画でも、小説でも、TVドラマでも、そうです。
本で言えば、少年時代に読んだ三国志(吉川英治)、学生時代に読んだ村上春樹(例えば「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」)など、大変感動して夢中になったものですが、今もう一度読んでも、なかなかその時の感情は再現できません。
せっかくの読書がそれではもったいないので、少しでも「気づき」があった部分は、ノートに残すことにしました。
あとで読み返すと、それについて色々考え直すことができるので、少し早く起きることのできた朝の日課にしています。
ノート
・「人生100年時代」にもっとも重要なのは、好きなこと、得意なことを仕事にすることです。
・人生100年時代の人生設計は、長く(注:定年なく)働く、いっしょに(注:夫婦で)働く、以外にはないのです。
・ギバーは、自分の持っている知識や人脈を惜しげもなく、いろんな人たちと共有するのです。
・SNSによって個人を直接評価することができるようになれば、期待外れかもしれない大企業のスタッフではなく、よい評判をたくさん持っていて優秀であることが確実にわかっている個人と仕事をした方が、ずっといいに決まっています。
・ネットワークの中で、よい評判を獲得するもっとも確実な方法は、自分の知識や人脈を惜しげもなく、ギブすることです。
・ネットワークのハブになって、人と人とをつなぐことは、「負けないギャンブル」のようなものなのです。
感想
私は橘玲さんの本を読んだことをきっかけにして会社を辞めたわけではありませんが、せっかく司法書士(しかも個人事業主フリーランス)になったのですから、好きな仕事を、めいいっぱい工夫・試行錯誤して、楽しくやっていこう、という気持ちになれる本です。