司法書士・行政書士の仕事 ~すぐれたビジネスはシンプルに表せる~の紹介
何の業務をすればいいのだろう?
司法書士・行政書士事務所を開業して、3年を経過し、4年目に突入しています。
相続登記、不動産売買決済、会社設立登記、会社変更登記、遺言書作成サポート、古物商等許認可申請代理、契約書作成、資格試験講師等、いろいろお金を頂ける業務は増えてきました。
一方で、経営はいまだに安定しない!
そして、今後新しくやっていくこと(やりたいこと?)、力を入れていくことなど、まだまだ明確に目標は立てられず、試行錯誤の途上にいます。
こんなときに、いろいろ考えさせられる本を読みましたので、紹介します。
エニシング・ユー・ウォント すぐれたビジネスはシンプルに表せる デレク・シヴァーズ著
・ビジネスで一番大切なのは、他者や自分にとっての夢を実現させること
・世の中の本当のニーズは、実際にビジネスを始めるまで分からない
→ たしかに、実際のご依頼者や相談者の声を聞いて、つかんでいくものだと思います
・堂々と対象(客先)を絞ろう
→ なかなかターゲットを定めるのは難しいです。これも試行錯誤しかないと思います。
・成功とは、改善と発明とを繰り返すことによってもたらされる。うまくいかないことを繰り返してもたらされるものではない。
→ 試してみて、ダメだと思ったら、すぐに次の手を繰り出すこと。心掛けたいです。
・いったん顧客と接したら、すべての当初計画は変更を余儀なくされる。
→ 思い通りにいくものではない、ことは実感します。
・既存の顧客へのサービス向上に全力を注げば、ビジネスは成長する。
→ 新規顧客獲得より、いまのお客様の仕事を一生懸命やろう、というのは分かります。
・自分がすでに持っているもので、人々が欲しがるものは何かを考える。
→ 司法書士、行政書士として、自分がお客様に提供できるものは何かを考えよう。
・どんなビジネスも計画通りには進まない。だから全く違う計画を10個立てておくくらいがちょうどよい。
→ 1回ダメでも、つぎからつぎへと10回くらい違うチャレンジをしなければならない。(少し大変)
・壮大なビジョンがいると思う必要はない。今日、全力で誰かを助ければいいんだ。
→ 司法書士、行政書士の仕事はそのようなものですね。
・自分自身を評価するとき、何を一番大切しているか考えてみよう。自分にとって一番重要なことに注力できるようになるからだ。
・すぐれたサービスは、寛大さや豊かさの感情から生まれる。
・口コミで広がるほどに顧客が喜んでくれるのは、ほんの些細なひと手間であることが多い。
→ 神は細部に宿る
・お金のためじゃない。実験し、創造し、思考を現実に変えるための場所が必要なのだ。人は心から湧き上がってくる「やりたいこと」を追求しなければ生きていけない。
→ 個人開業司法書士・行政書士は、すでにその場所にいますね。
今回の私の結論
後悔や反省をしているヒマはありません。また、不安のままじっとしている時間もありません。
とにかく、楽しく、休まず、試行錯誤を続けよう、という気持ちになることができました。