デイリー六法2022と法務六法を買いました

受験勉強の時から愛用しているデイリー六法の最新版が出版されたので購入しました。

デイリー六法のおすすめポイント

司法書士試験などの学習用に適しています。

オートマの山本先生が「会社法の学習方法は、オートマなどのテキストを指針にして、条文を読み込むことだ」とどこかに書かれていましたが、会社法条文の読み込みが大変やりやすいです。

条文中に参照される条文番号にその内容の注釈が記されているためで、例えば、上記114条も、デイリー六法だとすぐに内容を読み取ることができますが、注釈のない六法だと大変時間がかかります。

民法についても、条文を根拠にして知識をつけることが大事だと思います。
デイリー六法では、判例が記載されていないことを逆の利点として、条文だけに集中することができます。
例えば、「時効」について六法を引いたときに、すぐそばに記載されている関連条文をまとめて確認することで、力がついたように思います。

民事訴訟法、民事執行法、民事保全法も、司法書士試験で問われるのは条文の知識がほとんどなので、六法の条文確認を学習の中心にすることで、十分な力がつくように思います。

法務六法も必要です

残念ながら、デイリー六法には、不動産登記令、不動産登記規則、商業登記規則などが載っていないので、司法書士試験準備でも、この法務六法などが必要です。(実務でも、判例や上記法律の条文を調べるときは、法務六法を使います)

新人研修など各種研修では、六法を持っていくことは必須です。(持っていかないと結構厳しめに注意されます)
私は次のように使い分けています。

①不動産登記法、商業登記法関連の研修会に参加するとき - 法務六法
②その他研修などで普段持ち歩くもの - デイリー六法

特別研修でも、頻繁に、民法や民事訴訟法の条文確認をするので、六法は必ず持っていきます。
私はデイリー六法でしたが、時々、判例を参照することがあるので、法務六法の方が良いかもしれません。
講師の若い弁護士の先生が持ち歩いておられたのは、結構分厚い「判例六法」でした。