司法書士のためのダブルライセンス①

研修など、開業の準備を進めていると、司法書士試験関連以外の資格や知識があれば、司法書士業務をスムーズにおこなったり業務範囲を拡げることができる、と実感する場面が多々あります。

今、自分が検討している他の資格について、考えてみたいと思います。

①行政書士 → 平成20年度に資格取得済み

司法書士業務との関連性
同期合格者や配属研修先の事務所にも、先に行政書士として活躍され、後に司法書士試験にも合格して、司法書士・行政書士として、活動を拡げられる方が結構いらっしゃいます。
司法書士業務と直接的には関連は少ないと感じますが、受任できる業務内容は単純に増えると思います。
私も、司法書士登録の後、しばらくしたら、行政書士登録もする予定です。
また、現在妻が行政書士試験勉強中で、夫婦で司法書士・行政書士事務所を開業することが目標です。

行政書士試験について(例年7月頃受験案内、11月第二日曜日に試験)
私は、行政書士試験合格→司法書士試験受験(一般にこちらの方が多い?)のパターンでしたが、司法書士試験→行政書士試験のパターンであれば、憲法、民法、商法、基礎法学については、形式に慣れる以外は特別な勉強をする必要はなく(また一般知識は勉強のしようがないので)、あとは、行政法について参考書を1冊しっかりやれば大丈夫のように思います。
妻につきあって本試験問題を解いてみても、すでに忘れている行政法を除いては、すぐに十分合格点が取れるように思いました。

②税理士 → ハードルの高さに断念

司法書士業務との関連性
研修期間中に、「税理士の知識があれば、司法書士業務にとても役立ちそう」と、強く思いました。
具体的には、会社設立登記の相談や相続登記の相談を受ける場面に同席させて頂いた際、事業税や相続税、贈与税などの知識があれば、登記のことだけでなく、手続き全般でのより深いアドバイスができると実感したことです。
(逆に、知識が全くなければ、本当に、登記手続きを正しく行うことしかできない)
また、税理士資格もあれば、企業の客先を増やしていこうとする場合、とても大きな武器になるに違いありません。
もちろん、税理士に登録していない状態で、業務として相談を受けることは法律違反ですが、登記等をスムーズに行う前提知識として、是非勉強したい、と思った次第です。

税理士試験について(例年4月頃受験案内、8月上旬試験)
一方で、税理士試験を目指すのはハードルが高すぎます。司法書士試験科目と関連性は全くなく、難易度やボリュームとしても、最低数年間を要するもので、司法書士業務をやりながら、というのは厳しいと思います。(もちろん自分にとってですが)
それでも、土地に関連する税金の知識、相続税、贈与税などについては、今後勉強していきたい、と考えています。

次回は、社会保険労務士と宅建士についての検討を書きたいと思います。