令和3年司法書士試験問題を解いてみました 午後の部
午前の部とうって変わって、いやー難しかった。一応70分の時間制約をつけて、25問の正解でした。
今年の問題は難しい(基準点22問)と知っていて、プレッシャーがなくて、このできなので、本番だったら、途中で心が折れてだめだったかもしれません。
平成27~31年の本番成績は、23(基準点比ー1)→25(+1)→32(+8)→27(+3)→27(+5)でしたが、同じ実力?でも、巡り合わせ?で、得点は乱高下します。司法書士の大先輩が、「合格圏内(基準点クリア)の人は、試験を受け続けさえしていれば、巡り合わせの良いときに、いつか必ず受かる」と言っていましたが、その通りだと思います。(巡り合わせが悪ければ(実際は実力が足らないのでしょうが)、32問正解した年も、その翌年も不合格です)
今年の試験は、平成31年度の試験とよく似ていて、午後の部であきらめずに、70分くらいで何とか26~27問にまとめて、記述式でも大ミスせずに基準点クリアをした人が、よくある合格パターンになる気がします。
ちなみに、記述式の問題は、長年の実戦経験があまりにもつらすぎてトラウマとなっており、いまだに解いてみる気にもなりません。。
アとオが明確な×です。2アオが正解です。
アが明確な〇、オが明確な×です。1アウが正解です。
ウが多分×、オが多分〇で、4ウエで何とか正解です。
イとウが明確な〇です。3イウが正解です。
アが明確な〇です。エとオの2択になって、エが明確な×です。特別研修の裁判所見学では、原告も被告もいない法廷で、裁判長が判決を読み上げていることがほとんどでした。2アオが正解です。今年の民訴法は何とかなるレベルの問題と思います。
アが多分×、イは明確に〇、ウは?、エは多分×、オは?。2アエと正解できました。
アが明確に×、イが明確に〇、エとオの2択になりますが、エが多分〇で、オは?。3イエと何とか正解です。民保法と民執法はちょっとややこしめです。
アは明確に〇、イが明確に×、オも明確に×。3イオが正解です。
間違えました。アは〇、イは?、ウも?、エを何となく〇にしてしまい間違い決定。オは明確に×です。正解は1アイです。
イが明確に×です。ウとエの2択になりますが、迷います。4イエが正解です。
間違えました。考えるのがややこしい問題です。オを〇として間違えましたが、多分8000円くらいの元金には利息はつかないことを聞いているのだと思います。こんなひっかけはやめてほしいです。
アは多分〇、イは多分×、オは実務で知っていて〇です。2アオが正解です。
箸にも棒にもかからず間違えました。登記の嘱託については細かい勉強をしていません。本番ではスパッとあきらめることが大事です。4ウエが正解です。
これも細かすぎて自信を持って判断できる肢は少ないです。イは×、アは多分〇、の根拠だけで、2アウと正解はできました。
考えるのが億劫になる問題が続きます。それでもウとエがテキストでもよく見る登記申請なので、2アオと正解できます。アとオが本当に申請できないかチェックする時間はありません。
表形式の問題が3問も続きます。アが明確に×、イは明確に〇、エは?、オは明確に〇。4イオが正解です。
上から順に読んでいくしかなさそうです。アは明確に×、イは?、ウも?、エは明確に〇、オも明確に〇。5エオが正解です。
上から読んでいきます。アは?、イは明確に〇、ウは多分〇、エは多分×(そのような登記を見たことがないから)、オは多分×。5エオと正解できます。上から読んでエオが正解の問題が続きました。
全肢検討です。アは多分〇、イは?、ウは多分×、エは多分×、オは明確に×。1アイが正解です。
エが明確に〇です。イとウの2択になって、イが多分×(聞いたことがないから)、ウが多分〇です。はっきりしない問題が続いて本番だったら不安になりそうですが、5ウエと正解です。
間違えました。アが明確な〇なのに、登記義務者と権利者をややこしく考えすぎて×と勘違いしてしまいました。エとオの2択になれば、オが明確に×なので、1アエと正解できそうです。
文章が短めの肢から読みます。ウが明確に×、エも明確に×、オが明確に〇です。3イオが正解です。
アが明確な×です。ウについて、「令和3年3月12日登記」に引っかからないで×と判断できれば、1アウ正解できます。でもあせっていたら冷静に「3月3日敷地権」を確認できるかどうか?
配偶者居住権の登記は実務のため勉強しました。5ウオが正解です。
アとイが明確な〇で終了です。1アイが正解です。
実務をしている身としては恥ずかしいですが、3として間違えました。なぜ2正解となるか後でゆっくり考えます。本番では考える余裕はなかったと思います。
これも細かい論点の問題ですが、アとイとウが明確に×です。5エオが正解です。
間違えました。事務所開業以来、商業登記の依頼がないのでどんどん忘れています。エを〇とやって間違えましたが、1アウが正解です。
私のバイブル、「オートマプレミア」と実務書の定番「商業登記ハンドブック」をもう一度読もう、と思います。
ウが×です。エとオの2択になりますが、エは多分〇、オは×なような気がして、5ウオと正解できました。
上から順に読んで、アが明確に〇、イが明確に×、ウが明確に〇。1アウが正解です。
イが多分×、オが明確に×。自信はなく、1アウと何とか正解です。
これは全く分かりませんでした。2アオが正解です。商業登記ハンドブックで確認します。
これはイの「解散の登記」を見落として〇として間違えました。2アウが正解です。
忘れたのか、勉強したこともないのかも分かりませんでした。が、勘(まぐれ)で5エオと正解しました。
商業登記法の登録免許税の計算は、2年間も全く触れていないと、完全に頭から抜けます。
計算をし始めることもできませんでした。4ウオが正解です。
商業登記法で大量失点です。
商業登記の依頼を受けることは簡単でなさそうですが、このままだと商業登記のできない司法書士になってしまいそうなので、オートマプレミアと商業登記ハンドブックの最新版は常備して、何とかついていこうと決意した次第です。