司法書士試験延期後の日程設定に関する周辺状況

東京都では、日々30人強の新規感染者が確認される状況が続いてはいますが、これ以上、全ての活動を自粛しているわけにはいかず、コロナと共存しながら、少しずつ社会活動を進めていくモードに入っています。

司法書士試験も、実施するための調整が進められていると思いますが、なかなか次の日程の発表がありません。
その理由としては、他の関連する社会活動の様子見をしている面と、具体的な話としては、試験会場の設定調整に時間を要していると、推測します。
司法書士試験は、他の資格試験と比べて、受験者数が多い(約16,000人)ことと、当初の試験会場が大学キャンパス(まだ一般への施設開放の目途が発表されていない大学が多い)が中心になっていることが、問題を難しくしているように思います。

一方、今までのコロナ感染状況の分析から、接待を伴う飲食、対面しての長時間の会食、ライブハウスなどでは感染するものの、満員電車やパチンコなど、マスクをして会話をしない活動については、人が密集していても感染は起こりにくい、ということが分かってきました。

よって、マスクを着用して不要不急な会話をしないように気をつけ、換気をし、そしてできれば、受験者間の距離を確保するようにすれば、ほぼ安全に試験を実施することができる、という認識が形成されてきたように思います。

司法書士試験も試験会場の調整ができしだい、間もなく、日程の発表があるように推測します。

他の試験の実施状況

①大学入試共通テスト(国が最優先に、何としても試験を実施するための施策をする試験であろう)
・1月中旬(本試)
・1月下旬(追試:現高校3年生は自由に選択可能)通常2会場→全国各地
・2月中旬(追試の追試)全国各地
全3回、全国各地で試験会場を設定。
安全のためのガイドラインとして、マスク着用、会話の禁止、換気、受験者間距離の確保を策定。

②司法試験(受験者数約4,000人)
5月13日~を延期し、8月12日~実施予定。
試験会場は未発表。(ただし、大学ではない民間施設が多く、調整し易い?)
受験者の出願を受付済み。

③公認会計士試験(受験者数約10,000人)
5月24日を延期し、8月23日実施予定。
試験会場は未発表。(従来、司法書士試験と同様に大学キャンパスが多い。)
→ 公認会計士・監査審査会に調整できるなら、法務省も調整できるはず。
受験者の出願を受付済み。

④弁理士試験(受験者数約4,000人)
5月17日を延期し、9月20日実施予定。
試験会場は未発表。(従来、司法書士試験と同様に大学キャンパスが多い。)
→ 特許庁に調整できるなら、法務省も調整できるはず。
受験者の出願を受付済み。

司法書士試験だけは、出願受け付け前の状況であることが少し気になりますが、試験会場調整はできるはず、と思います。